2019年に発売されたiPad Air3。
カラーバリエーションは、スペースグレイ、ゴールド、シルバーの3種類となっており、iPad Air2と変わっていません。容量は、64GBと256GBの2種類となっており、前回のiPad Air2同様にWi-FiモデルとCellularモデルが登場しています。
性能・便利機能
ディスプレイの大きさは、iPad Air2と比較すると大きくなっており、iPad Air2が9.7インチだったのに対してiPad Air3では、10.5インチになっています。iPad Air2と同様に「Retinaディスプレイ」を搭載しており、「対指紋性撥油コーティング」や「フルラミネーションディスプレイ」、「反射防止コーティング」が施されています。さらに「広色域ディスプレイ」と「True Toneディスプレイ」という機能も搭載されたので幅広い色彩と忠実な色味を可能にしています。
バッテリーの駆動時間は、iPad Air2と変わっておらず10時間となっています。
ホームボタンも搭載されており、Touch IDも搭載されています。Touch IDが搭載されているので指紋認証も可能になっています。また、Siriも使用することが可能でホームボタンを長押しすることでSiriを起動することができます。
リアカメラの性能は、あまり変わっておらず800万画素で動画撮影でもフルHD画質に対応しています。バーストモードなども使用することができます。ただ、iPad Proのカメラと比較すると4K撮影などには対応してないのでiPad Proのカメラの方が性能が良いです。
フロントカメラの性能は、iPad Air2と比較すると向上しており、iPad Air2では120万画素だった画素数も700万画素に向上しています。さらに動画でもHD画質だったのがフルHD画質に対応しています。iPad Air2と比較するとかなり性能が向上しています。
iPhoneXsなどにも搭載されているA12 Bonicを搭載しており、2つの高性能コアと4つの高効率コアを搭載しています。A11よりも性能が向上しており、グラフィック性能が50%高速になっています。さらに、ニュートラルエンジンも搭載したことで処理速度が向上しています。
メモリ容量は、3GBとなっており、iPad Air2の2GBよりも容量が増大しています。
スリープボタンも搭載されており、iPad Air2と比較するとサイズやデザインもほとんど変わっておらず右上に設置されています。
ボリュームボタンもiPad Air2同様に搭載されており、右上に設置されています。iPad Air2から廃止されたマナースイッチは廃止されたままでマナーモードにするときにはコントロールセンターか設定からマナーモードにしましょう。
コネクタの規格もLigtningコネクタとなっており、iPad Air2と同じになっています。Ligtningケーブルは、無方向性なので上下逆でも接続することが可能になっています。
iPad Air2では、Apple Pencil(第1世代)に対応していなかったですがiPad Air3では、Apple Pencil(第1世代)に対応しています。LigtningコネクタにApple Pencil(第1世代)を接続することでBluetooth接続が可能になります。Apple Pencil(第1世代)を接続できるiPad Airは、iPad Air3のみとなっています。
iPad Air3では、Smart Keyboardにも対応しており、Smart ConnectorにSmart Keyboardを接続することでキーボードを使用することが可能になっています。iPad Air2でもSmart Keyboardには対応していないのでiPad Airの中では、iPad Air3のみがSmart Keyboardに対応しています。
iPad Air3では、iPad OSに対応しており、トラックパッドを使用することが可能で「Slide Over」や「Split View」も使用することが可能です。同じアプリを複数で使用できたり、開いているアプリを確認することが可能なので作業をスムーズに進めることが可能になっています。