2023年9月22日に発売されたiPhone15Pro。iPhone14Proと同様に6.1インチで容量も128Gb、256GB、512GB、1TBとiPhone14Proと同じになっています。しかし、カラーバリエーションは、ブラックチタニウム、ホワイトチタニウム、ブルーチタニウム、ナチュラルチタニウムの4種類となっています。iPhone14Proでは、スペースブラック、シルバー、ゴールド、ディープパープルとは大きく変更されています。
性能・便利機能
ディスプレイは、6.1インチのSuper Retina XDRとなっており、オールスクリーンOLEDディスプレイとなっています。Dynamic Islandや常時表示ディスプレイもiPhone14Proと同様にそのまま残っています。
バッテリーの性能は、iPhone14Proとほとんど変わりはなく、ビデオ再生なら最大23時間、ビデオストリーミングなら最大20時間、オーディオ再生なら最大75時間となっています。高速充電にも対応しており、約30分で最大50%の充電が可能となっています。
従来のiPhone同様にApple Payにも対応しており、クレジットカードを登録することでウェブ上やアプリ内で支払いをすることが可能なっています。また、交通系電子マネーも登録することができ、SuicaやPASMO、ICOCAなどを登録することが可能です。
iPhone15ProからはA17 Proチップが搭載されています。
性能としてはM1チップに相当するほどのパワーを持っており、GPUも大幅に性能が向上しています。消費電力も大幅に抑えることができ、高解像度のグラフィックスを生み出すことが可能で負荷の高い原神のようなゲームでもより綺麗で滑らかな映像を楽しむことができるほどの性能になっています。
iPhone11ProMax同様にFace IDもそのまま残っており、顔認証で画面ロックをすることが可能です。また、Apple Payの支払いも顔認証で行うことが可能です。iPhone12ProやiPhone12でも廃止されているようにTouch IDはなくなっているので指紋認証は使用することができません。
iPhone15Proからはスリープボタンが廃止され、アクションボタンが搭載されるようになっています。初期設定ではアクションボタンで着信と消音の切り替えができるようになっています。設定を行うことで集中モードやカメラの起動など様々な設定を行うことができます。
48PMメインカメラが搭載されており、第2世代の光学式手ブレ補正や100%Focus Pixels、超解像度の写真24PMと48PMに対応しております。また、12PM超広角カメラや12PMの2倍望遠、12PMの3倍望遠、3倍の光学ズームイン、2倍のズームアウト、6倍の光学ズームレンジ、最大15倍のデジタルズームを行うことが可能です。ポートレートモードが少し変化しており、撮影後に被写体を選択することで自動でぼかし効果を加えることが可能になっています。また、シネマティックモードでは2倍までのズームを行うことが可能で被写体を自動でフォーカスを切り替えられます。iPhone15Proから3Dセンサーシフト光学式手ブレ補正とオートフォーカスモジュールが搭載されたことでiPhone14Proと比較して2倍の微調整が可能になり、長距離での撮影の性能が向上しています。また、空間ビデオ撮影にも対応したので撮影した映像をApple Vision Proで体験することができます。そのため、iPhone15Proで撮影することで簡単に3Dビデオが撮影することが可能になっています。
インカメラの性能自体はほとんど変わっておらず12PMカメラが搭載されています。また、Deep FusionやPhotonic Engineなどの機能もそのまま残っています。しかし、iPhone14ProではスマートHDR4だったのがiPhone15ProではスマートHDR5になっています。また、ポートレートも性能が向上しており、フォーカス機能と被写界深度コントロールが使用可能になった次世代のコーポレートになっています。
スリープボタン同様にボリュームボタンも搭載されており、本体の左上に搭載されています。これを押すことで音量調整を行うことが可能でコントロールセンターでも音量の調整を行うことができます。
SIMは、nano-SIMとe-SIMに対応しており、Micro-SIMには対応していません。e-SIMの場合、初期化をすることで情報が消えてしまい、再度接続するには手数料が掛かる場合があるので注意しましょう。
従来のiPhoneではLightningコネクタでしたがiPhone15ProからはUSB-Cコネクタになっています。これによってUSB-Cコネクタでの高速通信が可能となっています。
iPhone12から登場したMagSafeも同様に搭載されています。MagSafeに対応したワイヤレス充電器も登場しているのでこれを背面にくっつけることで充電することが可能になっています。