2010年、2011年、2012年と3年連続で登場したiPod touch(第4世代)。
今までのiPod touchでは、カラーバリエーションがブラックのみでしたがiPod touch(第4世代)からは、ブラックとホワイトの2色となっています。容量は、8GB、16GB、32GB、64GBの4種類となっています。従来のiPod touchと大きく異なり、カメラが搭載されています。最大で保存できる曲数は、16000曲とiPod nano(第3世代)と変わっていません。
性能・便利機能
ディスプレイの大きさは、iPod touch(第3世代)と変わらず、3.5インチで「Multi-Touchディスプレイ」となっているのでこれまでのiPod touch同様ディスプレイをタッチすることで操作ができます。
バッテリーの駆動時間はiPod touch(第3世代)よりも長くなっており、音楽再生なら40時間、動画なら7時間となっています。iPod touch(第3世代)が音楽30時間、動画6時間となっていたので音楽なら10時間、動画なら1時間駆動時間が伸びています。
ホームボタンもそのまま搭載されており、役割などは変わっていません。ホームボタンを押すことでホームに戻ることが可能です。まだ、Touch IDは搭載されていないので指紋認証を使用することはできません。
ボリュームボタンも搭載されており、本体の左側面の上の方に搭載されています。これを押すことで音量調整が可能になっています。また、「Ear Phones with Remote and Mic」に搭載されているボタンで音量調整、再生、一時停止を行うことも可能です。
スリープボタンも搭載されており、本体の右上に搭載されています。iPod touch(第3世代)では、左上に搭載されていましたが今回のiPod touch(第4世代)では右上に変わっています。
iPod touch(第4世代)で初めてカメラが搭載されました。5倍のデジタルズームが可能になっており、静止画だけでなく動画撮影も可能となっています。iPhone4と同じようにカメラが搭載されていますがLEDフラッシュは搭載されていません。
フロントにもカメラが搭載されており、これを使用してFaceTimeというテレビ電話が可能となっています。
充電の規格は、30ピンDockコネクタとなっています。充電にかかる時間は、80%までなら2時間となっており、100%充電なら4時間となっています。
今までのiPod touchでは、搭載されていなかった内蔵スピーカーがiPod touch(第4世代)で初めて搭載されました。スピーカーが搭載されたことでイヤホンを接続しなくても音楽を楽しむことが可能で動画などの音声も聞くことができます。