こんにちは、モバイル修理.jp 柏崎店です😊

今年の夏はバッテリートラブルのご依頼がとても多く、特に8、SE2、X、11でのご依頼が多かったです💦
そして、特に目立った症状が「バッテリーの膨張」と「突然死」でした🔋

以前よりこのブログを通して劣化バッテリーの危険性をお伝えしてきましたが、残念ながら今年はその危険な状態が多発してしまっている様子です😓

①バッテリーの膨張

バッテリーが膨張している時は内部にガスが溜まっている状態です。YouTubeなどで針で穴を空けると直るという動画が多く見られましたが、大変危険ですので絶対に真似しないでください!!
そもそもこのガスは、リチウムイオンバッテリーの電解質が酸化し気体に変化することで発生します。
仮にガスが抜けてもバッテリーの状態が良くなることは絶対にありません。
また、リチウムイオンバッテリーの中身は水に触れることによって発熱、発火しますので膨張が始まったら早めに交換してください。

②iPhoneの突然死

iPhoneユーザーですと1度は耳にしたことがあるかとおもいますが、こちらは使っていたら突然、朝起きて使おうとしたら突然iPhoneが動かなくなっていたことをいいます。
突然死はバッテリーの劣化が原因の事が多く、バッテリーが起動できる電力を保てない程劣化していると起こることが多いです。しかし、起動できない程度の電量しかないということは、既定の電力以下で使用していたことになります。
そうなると、メイン基板にかなりの負荷をかけることになり、壊れて起動が出来なくなってしいます。
また、起動できても操作が安定しなかったり、生体認証機能、サイドボタン、ホームボタン、イヤースピーカー等の一部機能が使用できなくなるケースも多くあります。(バッテリーが劣化しているとそこそこの頻度で発生します)

膨張にせよ、突然死にせよ長く使用しているiPhoneではいずれも起こりうる症状です。
また、バッテリーの交換時期は約2年です。もちろん、２年経っていなくてもバッテリーもちが悪く感じる場合は交換してしまう方がiPhoneにかける負担も少なく済みます💡
操作使用に問題無く思えても気づかない内にダメージが進行している事もあります。また、バッテリーはご家庭で使っている乾電池同様消耗品ですので定期的なメンテナンスをお願いします😉