モバイル修理.jp 伊勢崎本店の五十嵐です。
iPhoneのSIMロック解除が大きく変わろうとしています。

今までは、中に入っているSIMを入れ替えて少しでも毎月のスマホ代をお得にしたいと思っても、「携帯ショップ」で購入した新品のiPhoneでないとSIMロックを解除することができませんでした。

2月20日よりドコモが中古スマホでもSIMロック解除ができるようになりました。これにより海外旅行で現地のSIMカードを入れ替えて使えるようにもなります。

海外に行ったときにスマホが使えずに買い替えた経験がある人もいるのではないでしょうか。ドコモのSIMロック解除について詳しく說明いたします。

SIMロックの法律が変わった?

ドコモのiPhoneを含めスマホが中古であってもSIM解除ができるようになったのは、2018年8月に総務省がガイドラインを改定したことにあります。この改定により原則として「販売したすべての端末でSIMロック解除に応じること」を義務付けました。

ユーザーがSIMロック解除を請求した場合、正当な理由がなく応じない場合は、「業務改善命令」の対象になるというものです。これが2019年9月1日から適用されることになり、いち早く取り入れたのがドコモだったというわけです。

もともとは2019年3月末までに対応するとしていましたが、少し早めて導入する形となりました。auやソフトバンクなども順次対応していくとしています。

ドコモのSIMロック解除はオンラインがお得

販売店などで購入したスマホや、知人・友人からもらったスマホでSIMロック解除ができるようになります。

ドコモショップにて解除の手続きをした場合は1台あたり3,000円の事務手数料がかかりますが、オンライン手続きを利用してSIMロック解除をした場合は無料で手続きを行うことができます。

現在、どの機種ができるのかについて発表されますので、もし中古スマホを持っていてSIMロック解除をしたいと思っている場合は、情報の発表を待ってみてもいいと思います。ちなみに2015年5月以降の機種になりそうです。オンライン手続きを行う場合は、事前に「dアカウント」の取得が必要になります。

中古スマホだけがSIMロックができないものというイメージがありましたが、今後はどのスマホであってもSIMロック解除ができるようになります。

契約しているキャリアに依頼をしてSIMロックしてもらうようになりますが、キャリアによっても手続きの方法が違う可能性があります。SIMロックをすぐにはしない人であっても、覚えておいて損はありませんよ。

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